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2019年7月のGoogle検索・アクセス解析仕様変更発表まとめ
2019年7月に公式発表された、Google検索・アクセス解析関連の主要な仕様変更発表のまとめです。
Google検索:robots.txtの一部仕様廃止
robots.txtの仕様がGoogleによって「ロボット排除プロトコル」(Robots Exclusion Protocol, REP)のドラフトとして文書化され、IETFにアップロードされました。
これに伴い、2019/09/01をもって、Google検索では、robots.txtに関する文書化対象外の機能(クロール遅延、nofollow、noindexなど)のサポートが停止されます。これまでrobots.txtでクロール制御(検索除け)を行っていたサイトは、以下のような代替手段に移行する必要があります。
- HTML内のmetaタグでnoindex指定
- HTTPレスポンスでnoindex指定
- ステータスコードで404もしくは410を返す
- パスワード認証
- robots.txt内でdisallowディレクティブを使用し、クロール禁止対象を指定する
- Search Consoleでクロール禁止対象を指定する
※参照:Official Google Webmaster Central Blog: A note on unsupported rules in robots.txt (2019/07/02)
https://webmasters.googleblog.com/2019/07/a-note-on-unsupported-rules-in-robotstxt.html
Official Google Webmaster Central Blog: Formalizing the Robots Exclusion Protocol Specification (2019/07/01)
https://webmasters.googleblog.com/2019/07/rep-id.html
Google検索:モバイル画像検索のAMP対応強化
AMP対応サイトの画像がスマートフォンでの画像検索にヒットする場合、画像をタップすると、画像の拡大表示の下にサイトのタブ上端が表示されます。サイトを上にスワイプすると、そのままAMP対応ページを閲覧できます。
※参照:Official Google Webmaster Central Blog: Helping publishers and users get more out of visual searches on Google Images with AMP (2019/07/25)
https://webmasters.googleblog.com/2019/07/helping-publishers-and-users-get-more.html
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