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2020年5月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ
2020年5月(~6月初め)に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。
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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。
規約改定:コミュニティ規定
1. 暴力と扇動
禁止行為
「差し迫った暴力または身体的危害を助長する偽情報」の投稿禁止について、「検証不可能な噂」も同様に禁止対象になりました。
※参照:1. Violence and Incitement / 暴力と扇動
https://www.facebook.com/communitystandards/credible_violence
9. いじめと嫌がらせ
禁止行為
- 一般の個人や未成年著名人に対する禁止行為について、「深刻度が高い身体的特徴の描写」が「ネガティブな身体的特徴の描写」に変更されました。今後はネガティブな特徴であれば、深刻度を問わず対象に含まれます。
- 一般の個人や未成年著名人(自分の意志で著名人になったものを除く)に対する禁止行為について、「別の成人を性的に見せるコンテンツ」が追加されました。
※参照:9. Bullying and Harassment / いじめと嫌がらせ
https://www.facebook.com/communitystandards/bullying
13.暴力や過激な描写を含むコンテンツ
閲覧制限(18歳未満不可)、冒頭警告画面挿入
「未成年に対する身体的ないじめや暴力を非難するキャプションを加えた動画」が規制対象から除外されました。
注意喚起ラベル表示
「胎児の内臓が見えている画像」が対象に追加されました。
※参照:13. Violent and Graphic Content / 暴力や過激な描写を含むコンテンツ
https://www.facebook.com/communitystandards/graphic_violence
17.虚偽
禁止行為
以下の禁止行為について、Instagramには適用されないことが明示されました。
- Facebookの名前に関するポリシーを遵守しない名前の使用
- 複数アカウントの保持
- 他ユーザーとのアカウント共有
以下の禁止行為について、Instagramにも適用されることが明示されました。
- アカウントを強制削除されたのち、別のアカウントを作り直す行為
※参照:17. Misrepresentation / 虚偽
https://www.facebook.com/communitystandards/misrepresentation
仕様変更:Graph API / Marketing API v7.0
Graph API / Marketing API v7.0が公開されました。
- 特殊な広告カテゴリに関するフィールドの名称変更
- Facebookページに関する新しい読み書き許可を追加
- Instagramハッシュタグ検索APIにタイムスタンプ取得機能を追加 など
※参照:Introducing Graph API v7.0 and Marketing API v7.0 - Facebook for developers (2020/05/05)
https://developers.facebook.com/blog/post/2020/05/05/introducing-graph-api-v7-marketing-api-v7/
v7.0での変更点 https://developers.facebook.com/docs/graph-api/changelog/version7.0
仕様変更:アクティビティ管理機能
過去の投稿を期間や種類で絞り込み表示し、表示除外状態で管理する特殊フォルダ[アーカイブ][ゴミ箱]が追加されます。モバイル版から順次実装され、デスクトップ版ではその後の実装になる予定です。
- アーカイブ…公開は終了するが、手元に保存しておきたい投稿などを入れます。
- ゴミ箱…削除する投稿を入れます。ゴミ箱に入れたまま30日が経過した投稿は自動的に完全削除されます。(30日以内であれば復活可)
モバイル版から順次実装され、デスクトップ版ではその後の実装になる予定です。
※参照:Introducing Manage Activity - Facebook newsroom (2020/06/02)
https://about.fb.com/news/2020/06/introducing-manage-activity/
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