2021年2月に公式発表された、各種ブラウザ関連の主要な仕様変更発表のまとめです。
記事バックナンバー一覧
[Twitter | LINE | Instagram | Facebook][Google検索 | ブラウザ]
Google Chrome:SharedArrayBuffer利用時のクロスオリジン分離必須化(91以降)
デスクトップ版Chrome 91以降(Android版は88以降)において、SharedArrayBufferオブジェクトやメモリ消費量計測用API (performance.measureUserAgentSpecificMemory())を使用する際は、HTTPヘッダーにクロスオリジン分離設定が必須となります。
Cross-Origin-Embedder-Policy: require-corp
Cross-Origin-Opener-Policy: same-origin
この設定を行った場合は、クロスオリジン(≒別ドメイン)のリソースを読み込む際に、別途Cross-Origin-Resource-PolicyヘッダーもしくはCORSヘッダーの設定が必要になります。
※参照:Chromium Blog: Heads Up: Restriction on SharedArrayBuffers are coming in M91 (2021/02/17)
https://blog.chromium.org/2021/02/restriction-on-sharedarraybuffers.html
マックスマウスでは、大規模サイトから中小サイトまで、様々な業種向けにWebサイト構築・リニューアル・運用・改善サービスを提供しております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。