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2021年8月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2021年8月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

2021年8月に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:Twitter利用規約&プライバシーポリシー

事前予告通り、8月19日にTwitter利用規約およびプライバシーポリシーが改訂されました。

事前予告版と本番公開版の間の差異はありません。

規約改定:Ticketed Spaces Creator Terms(チケット制スペースクリエイター規約)

チケット制スペースの収益受け取りに必要なプログラムに関する記述の一部(Twitterへの申請・承認手続きの存在、Twitter社および関連会社の従業員にはプログラム登録資格がないこと)が削除されました。(ついでに一部の文面が重複している部分も削除されました)

発効日は2021/06/22のまま変更ありません。

規約改定:Twitterルール

Super Follows policy(スーパーフォローに関するポリシー)&Ticketed Spaces policy(チケット制スペースに関するポリシー)

適格性要件のうち、「自分の本当のアイデンティティをプロフィール上で明確にすること」という記述が削除されました。他人のなりすましやパロディ/ファン系アカウントが対象外であるという大意はそのままです。

苦情処理担当者 - インド

連絡先の表記が一部変更されました。(米国の担当者名削除、インドのオフィスのフロア変更)

規約改定:広告ポリシー

アルコール関連のコンテンツ

タイにおいて、アルコール飲料のブランディング広告に関する制限付き許可が取り消され、広告が全面禁止となりました。

その他の地域では特に変更はありません。

金融商品・サービス

香港において、以下の商品カテゴリーの広告に制限が加わりました。

  • 銀行関連…出稿に際し、香港金融管理局の認可が必要になりました。
  • 証券、外国為替、取引、アセットマネジメント、信用取引…出稿に際し、香港証券先物取引監査委員会の許可が必要になりました。
  • 投資関連…出稿が禁止されました。

その他の地域では特に変更はありません。

賭博関連のコンテンツ

スペインにおいて、以下の許可区分変更が行われました。

  • 実店舗カジノ…広告許可対象に加わりました。スペイン国家賭博委員会の認可が必要です。
  • スペイン国内のギャンブル運営者のサイトに送客するサイト(アフィリエイト、情報等、オッズ掲載等)…広告掲載が禁止になりました。

その他の地域では特に変更はありません。

健康および医薬品に関する商品とサービス

本ポリシーの対象に以下が追加されました。

仕様変更:一部ボタンのアクセシビリティ改修

アクセシビリティ向上のため、[フォロー][プロフィールを編集]など一部のボタンのモノクロ化・高コントラスト化が行われました。その後調整が続けられています。

仕様変更:スペースデザイン変更

スペースのキャプションについて以下のとおり変更されました。

  • キャプション下部に余白が確保されました。
  • 10キャプション分までスクロールで戻れるようになりました。
  • キャプションがiOSのキャプションスタイル設定に従うようになりました。

新機能:DM機能改善

ダイレクトメッセージの機能強化が行われます。

  • ツイートをDMで複数人に共有する場合に、新規グループチャットを立ち上げることなく、複数のユーザー(最大20スレッド)を選んで個別DMとして一括送信できるようになります。(iOS・Webで先行実装後、追ってAndroidでも実装予定)
  • チャットをスクロール中、最新(最下部)にジャンプするボタンが追加されます。(iOS・Android限定)
  • メッセージへのリアクション選択肢表示について、ダブルタップ以外に長押しでもアイコン一覧が表示されるようになります。(iOS限定)
  • メッセージが日付単位でグループ化されるようになります。(iOS限定)

新機能:RevueアカウントをTwitterプロフィールに表示

Twitterアカウントのプロフィール表示に、Revueアカウントとニュースレター読者登録ボタンが表示されるようになりました。(Revueアカウント作成済みの場合有効)

新機能:誤解を招くツイートの通報(一部先行テスト)

米国・韓国・オーストラリアの一部ユーザーで、ツイート報告理由の選択肢に「誤解を招く内容である」を追加するテストが開始されました。

新機能:センシティブ誤判定への異議申し立て(一部先行テスト)

日本・米国・メキシコの一部ユーザーで、ラベル付け誤判定に対する異議申し立て機能のテストが開始されました。

  • 自分のツイートに、センシティブメディアのラベル付けが誤って付与された場合、個別ツイートのメニューから異議申し立てができるようになります。
  • [ツイートするメディアをセンシティブな内容を含むものとして設定する]を設定で有効にしている場合はこの機能の対象外です。

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