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2022年2月のTikTok規約改定・仕様変更発表まとめ

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2022年2月に公式発表された、TikTokの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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要点

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規約改定:コミュニティガイドライン

コミュニティガイドラインが大幅に改定され、セクションの分割や入れ替えを含む大規模な変更が行われました。

はじめに

13歳未満のユーザーの積極的削除と、13歳未満のユーザー向けのTikTokに関する記述が追加されました。

未成年の安全

投稿禁止対象に以下が追加されました。

  • 未成年者に別のプラットフォーム、ウェブサイト、その他のデジタルスペースで成人とつながるように促すコンテンツ

投稿禁止対象から以下が除外されました。

  • 模倣の危険性を主張する警告なしにサバイバリストのテクニックを描写または促進するコンテンツ

危険な行為とチャレンジ

「自殺、自傷行為、危険行為」内の「危険な行為」が独立して単独セクションになりました。

併せて、投稿禁止対象に以下が追加されました。

  • 危険な運転行動を描写するコンテンツ
  • 危険な活動を実行する方法を描写、または詳細な指示を提供するコンテンツ
  • 器物破壊に繋がる可能性のある行為

自殺、自傷行為、摂食障害

旧「自殺、自傷行為、危険行為」のうち「危険な行為」が分離独立し、残った部分がこちらです。

自傷行為について、摂食障害とセットで扱われていたのが、自殺とセットで扱われるように変更されました。

ヘイトによる振る舞い

投稿禁止事項に以下が追加されました。

  • トランスジェンダーやノンバイナリーの個人に対して、意図的に移行前の性別をあてはめたり、変更前の氏名を使ったりするコンテンツ
  • 性的指向の転向療法を促進・支持・宣伝するコンテンツ

中傷の禁止については「自己参照的なものは除く」と除外条件が付記されました。

誠実性と信頼性 / 著作権および商標権侵害

禁止事項に以下が追加されました。

  • 視聴者数、いいね数、フォロワー数、シェア数、コメントを作為的に増やす悪意のあるソフトウェアを作成したり、コードを改編する行為
  • 複数アカウント等を使った人間関係・人気度の捏造

有害な誤情報の禁止について、具体例が追加されました。
また、単なる不正確な情報や神話等は含まれないという条件が追加されました。

従来「誠実性と信頼性」内にあった、知的財産権侵害に関する記述が「著作権および商標権侵害」セクションとして分離独立しました。

違法行為と規制対象品

投稿禁止事項に以下が追加されました。

  • 破壊行為または器物破壊を助長するコンテンツ

投稿禁止事項から以下が除外されました。

  • 違法なアルコール製品の製造を描写または促進するコンテンツ
    (売買・取引は引き続き禁止です)

以下の投稿禁止事項については条件の詳細化が行われました。

  • 犯罪行為の実行方法を説明するコンテンツ
     ⇒人間・動物・財産に危害を与えるもののみ対象となるよう変更されました。
  • 銃火器の使用・描写を行うコンテンツ
     ⇒教育的文脈、許可された人物による使用、安全性が管理された場所での使用については許可される場合がある、という条件が追加されました。
  • フィッシング詐欺の描写
     ⇒行為を助長するものでない場合は禁止対象から除外されました。

プラットフォームの安全性

禁止事項に以下が追加されました。

  • TikTokに対する不正アクセスの試行(実際に侵入するのは以前から禁止)
  • ウィルス等有害ソフトウェアを含む悪意あるコンテンツ・メッセージの作成・配布
  • 自動化された手法によるTikTokの認証情報・機密情報の入手・入手試行・要求
  • TikTokアカウントを悪用したスパム・サーバー犯罪・不正アクセス試行
  • 他人が違反行為を行うためのアカウントを提供する行為
  • TikTokの認証情報詐取を目的とした不穏なリンクをクリックすること

おすすめフィードの不適切なコンテンツ

新規セクションです。以下のコンテンツに関するおすすめフィードからの除外条件について記載されています。

  • 未成年の安全
  • 危険なスタントとスポーツ
  • 過度に性的なコンテンツ
  • たばことアルコール製品
  • 暴力的で生々しいコンテンツ
  • スパム、虚偽、誤解を招くようなコンテンツ
  • オリジナルではない、低品質、QRコードコンテンツ

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