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2022年12月の各種ブラウザ仕様変更発表まとめ
2022年12月に公式発表された、各種ブラウザ関連の主要な仕様変更発表のまとめです。
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要点
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Safari 16.2 変更点
Safari 16.2での機能追加・修正内容のまとめです。
追加・拡張
- CSSでfont-variant-alternatesプロパティに対応…フォントの代替字形(巻き髭文字、装飾文字等の特殊な字形)の使用をWeb側で指定できるようになりました。
- CSSによる要素のコンテナ内位置指定に'last baseline'が使用できるようになりました。
修正・改善
CSS
- 位置指定fixedの背景が、変形要素の内部でscrollのように動作するのを修正しました。
- インラインのmin-contentのサイズ計算が、aspect-ratioにmin-contentのサイズを加算するようになっていたのを修正しました。
- flexboxでborderとpaddingが二重に付加されている場合があるのを修正しました。
- flexの基本サイズの幅が最小・最大サイズを考慮せずに計算されていたのを修正しました。
- フォーカスの挙動について、要素の可視性をチェックする際にスクロールマージンを考慮に入れていなかったのを修正しました。
- 子要素レイアウト時に強制区切りが親要素に伝播しないのを修正しました。
- (3D変形時の遠近表示・カメラ位置指定において)perspective: 0の場合の挙動を修正しました。
- SVG text要素でパーセンテージ指定がうまく働いていないのを修正しました。
- スクロールスナップ時、必要に応じてターゲットへ再スナップするよう修正しました。
- スクロールスナップ時、ターゲットの各軸が不可視である場合、一番近いターゲットを選んでスナップするよう修正しました。
- SVGシェイプ・グループの変形時、ルート要素のサイズが変更された場合の挙動を修正しました。
- text-decorationについて、文字列が通常文字+上付き文字or下付き文字の組み合わせだった場合の上付き文字・下付き文字の位置を修正しました。
- text-decorationについて、コンテンツが切り詰められた場合のピクセル配置を修正しました。
- text-decoration-thicknessのプロパティ値が継承されないよう修正しました。
- input要素の幅と高さを指定する際に、本来あったマージンを削除していたのを修正しました。
- rgba()チャンネルの端数処理を修正しました。
- font-variantプロパティによるフォントの変化形指定で、font-variant-east-asian用の指定をどの位置でも受け付けるよう修正しました。
- scroll-marginが適用された日付入力部分でのスクロールスナップを修正しました。
レンダリング
- 変形内容が変更されたときにオーバーフローを再計算するよう修正しました。
- canvas描画時のlinewidth(線の太さ)・strokeStyle(輪郭線表示スタイル)の適用を修正しました。
- contain: contentがbodyに適用された際にスクロールが途切れる問題を修正しました。
- transform-origin(座標変換・回転の中心点指定)にz成分を含む場合の処理を修正しました。
- 表にマージンを適用した場合のベースライン位置計算を修正しました。
- 表のtbody・thead・tfoot要素に変形を適用した場合の処理を修正しました。
メディア
- メディア要素でsrcObjectを使用した場合のMediaSessionInfoの更新を修正しました。
Web API
- SharedWorkerがUpgrade-Insecure-Requestsリクエストヘッダーを受け付けるように修正しました。
WebDriver
- iOSで要素クリックコマンドが通らないことがある問題を解決しました。
- iOSで、touchポインタの入力ソースサブタイプを有効にしました。
- 変形内容が変更されたときにオーバーフローを再計算するよう修正しました。
- canvas描画時のlinewidth(線の太さ)・strokeStyle(輪郭線表示スタイル)の適用を修正しました。
- contain: contentがbodyに適用された際にスクロールが途切れる問題を修正しました。
- transform-origin(座標変換・回転の中心点指定)にz成分を含む場合の処理を修正しました。
- 表にマージンを適用した場合のベースライン位置計算を修正しました。
- 表のtbody・thead・tfoot要素に変形を適用した場合の処理を修正しました。
メディア
- メディア要素でsrcObjectを使用した場合のMediaSessionInfoの更新を修正しました。
Web API
- SharedWorkerがUpgrade-Insecure-Requestsリクエストヘッダーを受け付けるように修正しました。
WebDriver
- iOSで要素クリックコマンドが通らないことがある問題を解決しました。
- iOSで、touchポインタの入力ソースサブタイプを有効にしました。
- SharedWorkerがUpgrade-Insecure-Requestsリクエストヘッダーを受け付けるように修正しました。
WebDriver
- iOSで要素クリックコマンドが通らないことがある問題を解決しました。
- iOSで、touchポインタの入力ソースサブタイプを有効にしました。
※参照:WebKit Features in Safari 16.2 - Webkit Blog (2022/12/13)
https://webkit.org/blog/13591/webkit-features-in-safari-16-2/
古いWindowsでのMicrosoft Edge / Webview2ランタイム更新終了
Windows 7 / 8 / 8.1およびWindows Server 2008 R2 / 2012 / 2012 R2について、2023年1月リリース予定のMicrosoft Edge 109が、リリースされる最終バージョンとなります。(Webview2ランタイムも同様)
以降のアップデートを利用するには、OSをWindows 10以降に切り替える必要があります。
※参照:Microsoft Edge and WebView2 ending support for Windows 7 and Windows 8/8.1 - Microsoft Edge Blog (2022/12/09)
https://blogs.windows.com/msedgedev/2022/12/09/microsoft-edge-and-webview2-ending-support-for-windows-7-and-windows-8-8-1/
Chrome 初期安定版のリリース
Chrome 110以降、少数の一部ユーザーについて、通常の安定版より1週間程度先行して「初期安定版」をリリースするようになります。110では、通常版(2023年2月7日)より6日早い2月1日に初期版がリリースされます。
※参照:Change in release schedule from Chrome 110 - Chrome Developers (2022/12/21)
https://webkit.org/blog/13591/webkit-features-in-safari-16-2/
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