デジタルマーケティングTips

2024年1月のInstagram/Threads規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2024年1月のInstagram/Threads規約改定・仕様変更発表まとめ

2024年1月に公式発表された、Instagram(Threads含む)の主要な規約改定・仕様変更発表のまとめです。

記事バックナンバー一覧

[X(旧Twitter) | LINE | Instagram/Threads | Facebook]

※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいており、最新の情報と異なる場合があります。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等から公式サイト掲載の情報をご確認ください。

要点

メルマガでも情報を配信中です! ぜひご登録ください。

規約改定:Instagram利用規約

以下の更新が行われました。

Instagramサービス>ほかのMeta社製品全体を通して、一貫性のあるシームレスな体験を提供すること

  • 「Meta社製品全体を通してシームレスかつ一貫性のある体験が得られる」という記述に「利用者の選択に応じて」という条件が追加されました。

日付の扱い変更

  • 末尾の日付の扱いについて、「更新日(Revised)」が「発効日(Effective Date)」に置き換わりました。年月日は2022年7月26日のまま変わりません。

規約改定:広告規定

社会問題、選挙または政治に関連する広告

実際に撮影・収録されたものであるかのようにリアルに生成された静止画・映像・音声を広告に使用した場合、その旨を開示しなければならないという規定が追加されました。

具体的には以下が該当します。

  • 実際の人物を使って、発言していない内容をあたかも発言したかのように描写する
  • 実在しているように見える人物の映像等を使って、実在しなかった出来事をあたかも実在したかのように見せる、もしくは実在の別の出来事の映像で置き換える
  • 該当する出来事ではない静止画・映像・音声の素材を使って、出来事が実在したかのように見せかける

違反があった場合、広告は削除されます。違反が繰り返された場合はアカウント単位の処分が発生する場合もあります。

仕様変更:未成年へのDM送信条件厳格化(被フォロー必須化)

19歳以上の成年ユーザーが未成年ユーザー(16歳未満)にDMを送ったりグループチャットに追加したりする場合、以下のいずれかに合致することが必須条件になります。

  • 該当未成年ユーザーが成年ユーザーをフォローしている
  • すでに繋がりができている

この設定は未成年ユーザー側で変更可能ですが、保護者による管理が設定されているアカウントが設定を変更する場合は、保護者の許可が必要です。保護者は、設定変更リクエストを受けた場合、承認するか否認するかを選択できます。

仕様変更:自殺/自傷行為/摂食障害関連コンテンツの規制強化

自殺/自傷行為/摂食障害に関するコンテンツ(これらを克服しようとするコンテンツを含む)への規制が強化されます。

  • 自殺/自傷行為/摂食障害に関するコンテンツが、未成年ユーザーに表示されなくなります。
  • 自殺/自傷行為/摂食障害に関わる幅広いキーワードでの検索について、全ユーザーを対象に、検索結果表示を行わず、専門機関への誘導に置き換えます。(既に自殺/自傷行為関連のキーワードは一部検索非対応になっていますが、これを拡大します)

そのほか、センシティブコンテンツ全体のフィード表示量について、未成年ユーザーの場合表示が減るように自動設定されます。新規アカウントにはすでに適用が始まっており、既存ユーザーにも順次適用されます。

マックスマウスからのお知らせ

SNSマーケティング担当者向けのお役立ち情報をメールマガジンでお届け!

SNS規約改定・仕様変更の情報はもちろん、情報発信の安定化・効率化、SNSを活用したプロモーションなどなど、SNS/Webマーケティング関係者向けの課題解決に役立つ、便利なサービス情報や活用法などをご案内します。

いますぐご登録ください!