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2024年2月のInstagram/Threads規約改定・仕様変更発表まとめ

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2024年2月に公式発表された、Instagram(Threads含む)の主要な規約改定・仕様変更発表のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。

要点

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規約改定:広告規定

社会問題、選挙または政治に関連する広告

一部の地域における[投票意欲を減退させたり疑問を抱かせたりする広告]の禁止について、地域名が「米国、ブラジル、イスラエル、EU加盟諸国」と具体的に記載されました。

仕様変更:フォロー外に対する政治的投稿の表示抑制

InstagramおよびThreadsでフォロー外のアカウントが投稿した政治的コンテンツについては、発見タブ等の各種おすすめ領域での表示が減少します。政治家・政党等のアカウントは、リーチを増やすためにはフォロワーを増やす必要があります。

仕様変更:iOSアプリからの広告出稿でAppleが利用料徴収

2024年後半から(米国内では近日中から)InstagramおよびFacebookのブースト広告等を出す際に、iOSのアプリから広告を出稿すると、支払総額の30%がAppleに徴収され、残りがMetaへの支払いとなります。

Webから広告設定・出稿を行えば、Appleの手数料を回避することが可能です。

仕様変更:AI生成コンテンツへのラベル表示

Instagram・Threadsとも、AIで生成された画像・映像・音声について、AIを使っているかどうかをMetaのAIで検出しラベル付けを行う取り組みが開始されました。なお、MetaのAIがコンテンツへのAI利用を検知できなかった場合はラベルは付きません。

新機能:Instagramクリエイターマーケットプレイス地域拡大

Instagramクリエイターマーケットプレイス(企業等がクリエイターアカウントに対してパートナーシップ広告等のコラボ案件を依頼できるオンラインサービス)の提供地域が拡大し、日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国、インド、ブラジルの8地域でも利用できるようになります。

パートナーシップ関連のやり取りはDM一覧内で上位表示されます。

新機能:Threads機能強化

Threadsで以下の機能強化が行われました。

  • 投稿を保存(ブックマーク)する機能が実装されました。
  • Web版Threadsで、自分が「いいね!」した投稿の一覧に設定メニューからアクセスできるようになりました。
  • アプリ版で、Threads投稿の引用が、URLのコピー&ペーストでもできるようになりました。
  • 米国で「Today's Topic」(いわゆるトレンドに近いもの)が発見タブやフィード内に表示されるようになりました。
  • 投稿の下書きを残しておく機能が一部ユーザーの間でテスト中です。作成中の投稿を下方向にスワイプすると下書きとして保存できます。

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