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2024年3月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ
2024年3月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。
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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。
※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。
要点
- 規約改定:
一部の規約・ポリシーが改定されます
影響する機能・施策・コンテンツがある場合は今後見直しが必要になります
・違反者との関係が深いアカウントの利用が制限される
・投票抑制広告の禁止地域が増える(インド) - 仕様変更:
以下の仕様が変更されます
影響する機能・施策・コンテンツがある場合は今後見直しが必要になります
・iOS用FacebookログインSDKの仕様が変更される(更新推奨)
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規約改定:コミュニティ規定>アカウントの信頼性と実名の使用
ユーザーがFacebookの利用を制限される場合に以下が追加されました。
- 対象者がポリシー違反アカウントもしくはその他の個人/集団と密接なつながりを持つ場合
※参照:Account Integrity and Authentic Identity / アカウントの信頼性と実名の使用
https://transparency.fb.com/policies/community-standards/account-integrity-and-authentic-identity/
規約改定:広告規定>社会問題、選挙または政治に関連する広告
- 「投票を思いとどませる広告、または実施予定の選挙の正当性に異論を唱えるよう呼びかける広告」の禁止対象地域に、インドが追加されました。
※参照:Ads about Social Issues, Elections or Politics / 社会問題、選挙または政治に関連する広告
https://transparency.fb.com/policies/ad-standards/SIEP-advertising/SIEP/
仕様変更:iOSアプリ用FacebookログインSDKの仕様変更(更新推奨)
iOS用FacebookログインSDKから呼び出すエンドポイントに変更が加わりました。
Facebook IDでのログイン機能を実装するアプリは、SDK更新のうえで、エンドポイントを制限付きログイン用の新URLに差し替えるよう、Facebookが開発者に呼び掛けています。
なお、制限付きログインも手動エンドポイントも使用しない実装も可能ではありますが、Graph API等による代替処理で問題が発生するとログイン処理が失敗します。Facebook側ではあくまで最新版SDK組み込みの制限付きログイン機能による実装を推奨しています。
※参照:Changes made to Facebook Login SDK for iOS - Meta for Developers (2024/03/29)
https://developers.facebook.com/blog/post/2024/03/28/changes-made-to-fb-login-sdk/
OIDC Token for Limited Login - Meta for Developers
https://developers.facebook.com/docs/facebook-login/limited-login/token
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