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2024年4月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2024年4月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

2024年4月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。

要点

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規約改定:プライバシーポリシー

[弊社が利用者の情報を処理する理由とその処理方法]について見出しが追加されました。内容は変更ありません。

規約改定:コミュニティ規定>暴力と扇動

削除対象[その他の暴力]に、以下の事項が追加されました。

  • 親密なパートナーの間でのジェンダー関連の暴力を賛美する行為
  • 名誉の問題に起因するジェンダー関連の暴力を賛美する行為

そのほか、コミュニティ規定・広告規定全体のドメインが変更されました。
(transparency.fb.com → transparency.meta.com)

規約改定:広告規定>成人向けコンテンツの規定再編

旧「成人向けコンテンツ」ポリシーがなくなり、同名のコミュニティ規定をベースにした規定「成人のヌードと性的行為」「成人の性的搾取」が代わりに新設されました。

旧ポリシーの規制項目は概ね[成人のヌードと性的行為]の方に継承されましたが、変更点として一部の項目が禁止対象に追加されました。

成人のヌードと性的行為

以下が広告コンテンツでの禁止対象に追加されました。

  • 着衣での性器・性行為を想起させるジェスチャー
  • 既知のポルノWebサイトのロゴ・スクリーンショット
  • 性的な音声

成人の性的搾取

ポリシー新設に伴い、以下が広告コンテンツでの禁止対象に追加されました。

  • 単なる行為の名称や言及の範囲を逸脱した、合意のない性的接触に関するストーリーや発言

規約改定:広告規定>社会問題、選挙または政治に関連する広告

  • 「投票を思いとどませる広告、または実施予定の選挙の正当性に異論を唱えるよう呼びかける広告」の禁止対象地域に、メキシコが追加されました。

規約改定:Metaプラットフォーム利用規約

11. 一般事項

  • 11.a…Facebookアプリの権利を譲渡・移転する(買収・合併等もこれに該当)際にMetaの事前署名許可が必要な件について、手続きを解説するページへのリンクが追加されました。

仕様変更:動画プレーヤーのバージョンアップ

動画プレーヤーがアップデートされ、リール・長尺動画・ライブ配信が共通のプレーヤーで視聴できるようになります。

  • 基本的には画面の縦横比によらず縦画面で動画を全画面表示するようになります。ただし、ユーザー側で設定を変更すると、横長の動画は横画面での全画面表示も可能です。
  • 前後移動ボタン(10秒)や再生位置指定スライダーが種類を問わず利用できるようになります。

米国・カナダのiOS/Android端末で先行実装が始まり、追って数ヶ月以内に全世界展開される予定です。

新機能:Facebook Messenger機能強化

Facebook Messengerの機能が強化されます。

  • 高解像度の写真を送受信できるようになります。
  • グループチャットで共有アルバムを作成できるようになります。
  • 連絡先追加用のQRコードを生成できるようになります。
  • 最大100MBのファイル(Word・Excel・PDF等)を直接送受信可能になります。

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