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2024年6月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2024年6月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

2024年6月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。

要点

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規約改定:Metaプライバシーポリシー

2024年6月26日付でプライバシーポリシーが改定されました。

運用対象の変更

  • Spark AR→Meta Sparkに名称が変更されました。
  • 「Metaビジネスツール」が、「Metaビジネスツールやビジネススイート等のビジネス製品」に拡大されました。
  • Meta Questが対象機器に追加されました。
  • Meta Portal(ビデオ通話専用デバイス、販売終了)が対象機器から削除されました。

弊社が取得する情報>購入などの取引

購入関連の情報について、ユーザーが購入する以外に、ユーザーが販売する場合の情報も本ポリシーの適用範囲に記載されました。

利用者の情報の使用方法>弊社製品の提供、パーソナライズ、向上>広告やその他のスポンサードコンテンツ・商業コンテンツの表示方法

「弊社は、広告主、事業者、団体などによって支払われる広告を表示するために利用者の情報を使用します」という記述が追加されました。

利用者の情報をMeta製品上で、または統合パートナーと共有する方法>Meta製品上での共有>公開コンテンツ

公開コンテンツの例に、「公開グループ、ページ、チャンネルでのアクティビティ」「あなたのアバター」が追加されました。

弊社の広告システムのしくみ

ターゲティング広告配信の仕組みについて説明するセクションが追加されました。

規約改定:コミュニティ規定>制限されている商品およびサービス

全体的な構成の変更

規制の程度別(禁止/年齢制限/要背景情報)に分けたあとに商品カテゴリー別に分けていたのが、最初にカテゴリー別に分類したあとで規制の程度別に分けるようになりました。

以下のカテゴリーについては、セクションが再編されただけで規制内容に変更はありません。

  • 武器、弾薬、爆発物(銃火器・刀剣を統合)
  • 絶滅危惧種および保護種(野生動物および植物)
  • 歴史的遺物
  • 危険物および有害物質

変更があったカテゴリーの詳細は以下の通りです。

医薬品

  • ドラッグ(麻薬)・医薬品関係が共通セクションにまとめられました。
  • 大麻および大麻由来製品に関する禁止事項・制限事項が追加されました。
    • 禁止:
      マリファナ・THCおよび関連成分を含む商品の売買・取引・授受・要望
    • 閲覧年齢制限(18歳以上):
      マリファナ・THCおよび関連製品を含む商品の使用に関する促進・手配・肯定・奨励・指南
      カンナビジオール(CBD)および関連成分を含む商品の売買・取引・授受・要望

タバコおよび関連商品

  • アルコールとセクションが分けられました。
  • 電子タバコが本セクションの対象として明記されました。ニコチンを含まないタバコ代替製品についても対象になります。
    なお、合法的な製造販売事業者およびその代理人による投稿については、タバコと同様に投稿禁止の対象外で、視聴年齢制限(18歳以上)のみ課せられます。

アルコール

  • タバコとセクションが分けられました。
  • 以下のコンテンツに視聴年齢制限(18歳以上)が追加されました。
    • アルコールの消費描写・レシピ共有
    • 販売店への招待

健康とウェルネス

従来の、ダイエット製品・美容処置・美容整形手術、アダルトグッズに関する規制が1セクションに統合されました。そのほか、以下の変更が加わりました。

  • 一部の化粧品(美白クリーム等)が美容処置と同等の規制対象になりました。一般のメイク用化粧品は本セクションの規制対象外です。
  • 奇跡的減量効果を主張してダイエット商品の売買・取引・寄付・贈与を試みるコンテンツの投稿禁止規定が削除されました。

オンラインギャンブルとオンラインゲーム

  • 実際に金銭を賭けるオンラインギャンブルに加えて、金銭を賭けないカジノゲームについても、同様に視聴年齢制限(18歳以上)が課せられました。

体の部位と体液

  • 血液以外の体液・人体の一部についても、売買・取引に関する投稿が禁止対象に追加されました。

規約改定:コミュニティ規定>成人の性的搾取

投稿禁止

  • 「実在しない不同意性行為画像(NCII)の生成に関する宣伝・共有脅迫・提案」について、「アプリケーション、サービス、または指示によって」という説明が追加されました。

規約改定:コミュニティ規定>プライバシーの侵害

ポリシーの基本理念

  • 有料コンテンツ(広告)で、ユーザーの個人情報を使って否定的な内容・個人情報の把握を示唆する内容の広告を禁止する規定が追加されました。
  • 広告ポリシー側の「プライバシーの侵害と個人属性」ポリシーへのリンクが追加されました。

投稿禁止

  • 身分証明書の共有禁止について、「投稿者もしくは他社の個人情報を共有」と対象が汎用的になりました。また、共有に加えて提供を求めるコンテンツも禁止になりました。
  • ID・パスワード等デジタル個人認証情報の不正取得・利用を禁止する規定が、「サイバーセキュリティ」のポリシーに移転しました。
  • 個人の財務情報および法人の非公開財務情報、個人の医療情報について、共有に加えて提供を求めるコンテンツも禁止になりました。

規約改定:コミュニティ規定>暴力や過激な描写を含むコンテンツ

ポリシーの基本理念

セクション全体の2/3程度が改稿され、禁止事項の具体例削除等、基本理念の説明に特化した内容に変更されました。

投稿禁止

人物の画像/映像

  • 内臓等の露出禁止について、骨や筋組織の露出も明確に禁止対象として明記されました。
    なお医療現場・死傷者描写の状況では禁止対象外となり、警告画面事前表示&閲覧年齢制限(18歳以上)の条件下で投稿可能です。
  • 「カニバリズムの被害者」が禁止対象から除外されました。なお、直接的な人肉食描写は他の禁止事項に抵触する内容なら引き続き禁止です。

加虐的発言

  • 制服警官の暴力描写に対する加虐的発言の禁止について、「暴力によって人が死亡したり生命を脅かされる」ものに条件が限定されました。
  • 制服警官の残虐行為に対する加虐的発言について、対象者の生死に関わらず禁止対象とする事項が追加されました。
  • 動物の苦痛に対する加虐的発言の禁止について、生きた動物が死んでいく様子への加虐的発言も禁止対象に追加されました。

警告画面事前表示&閲覧年齢制限(18歳以上)&センシティブラベル表示

人物の画像/映像

  • 医療現場・死傷者描写以外の人体描写で以下が変更されました。
    • 内臓等の露出について、骨や筋組織の露出も制限対象として明記されました。
    • 「カニバリズムの被害者」が制限対象から除外されました。
  • 人の死刑の様子の画像/映像の制限について、「ライブストリーミングは除く」と注釈が追加されました。(死刑のライブストリーミングは投稿禁止対象)
  • 歯が折れて出血する様子、抜けた歯に血がついている様子、歯や歯茎に異物が挿入される様子を描写する画像/映像が制限対象に追加されました。

動物の画像/映像

  • 動物同士の闘い(野生以外の状況)による内臓等の露出について、闘い以外でも同様に内臓等の露出が発生した場合は制限対象になりました。

要背景情報

  • 抗議の文脈で焼身自殺を行う人物の動画が、状況により削除される対象に追加されました。

規約改定:コミュニティ規定>スパム

禁止行為

  • スパムや不正行為の兆候がある、活動頻度の低いアカウントに対して、制限を課すことがあるという規定が追加されました。
  • 金銭ないしはその他の有価物・インセンティブによってエンゲージメントを獲得しようとする行為の禁止について、抽選への参加権等も例として追加されました。
  • 「欺瞞的なプラットフォーム機能」として、Facebookの動画再生ボタンやいいねボタンといった公式機能の模倣によりアクセスを獲得しようとする行為が禁止対象に追加されました。
  • タイポスクワッティングが単独項目としてはなくなり、「その他のURL・リンクの欺瞞的な使用」という記述に置き換わりました。

規約改定:コミュニティ規定>サイバーセキュリティ

禁止行為

  • ID・パスワード等デジタル個人認証情報や、その他の機密情報の不正取得・利用・要求を禁止する規定が、「プライバシーの侵害」ポリシーから本ポリシーに移転し、さらに記述が詳細になりました。
  • マルウェア・スパイウェア・グレイウェアの利用勧奨禁止に関する記述が大幅に増加しました。

規約改定:コミュニティ規定>偽情報

投稿禁止>II. 有害な健康関連の偽情報

  • [公衆衛生上の緊急事態の間の偽情報]について、新型コロナウィルス(COVID-19)向けのFacebookポリシーまとめページ(閉鎖)へのリンクが削除されました。

規約改定:コミュニティ規定>Metaの知的財産とライセンスの使用

新設ポリシーです。広告規定の旧[ブランドの支持新しいウィンドウで開きます][広告でのブランドの使用新しいウィンドウで開きます][著作権および商標新しいウィンドウで開きます][ユーザーインターフェイスのスクリーンショット]ポリシーに相当する、商標・ロゴやスクリーンショット利用に関する規定がコミュニティ規定内にまとめ直されたものです。概ねブランドリソースセンターのガイドライン等に準拠しています。

規約改定:コミュニティ規定>現地の法律に違反するコンテンツ、商品またはサービス

新設ポリシーです。地域によって合法・違法が分かれるコンテンツ等の扱いについて規定しています。

規制当局・政府機関がFacebook・Instagramのコンテンツの違法性を指摘した場合、Metaは以下の対応を取ります。

  • コンテンツがFacebookコミュニティ規定 / Instagramコミュニティガイドラインに抵触するかを判断します。
    • 抵触する⇒コンテンツを削除します。
    • 抵触しない⇒法的審査・人権保護審査を行い、報告の法的妥当性を判断します。
      • 法的に妥当性がある⇒該当地域でのみコンテンツへのアクセスを制限し、投稿者に通知します。
      • 法的に妥当でない、範囲が広すぎる、国際人権基準に違反のいずれか⇒Metaから報告者に説明を求めるか、対応を行わないかのいずれかになります。

規約改定:コミュニティ規定>利用者のリクエスト

ポリシーの基本理念

セクションが追加されました。リクエストはすべて個別に検討を行い、状況により拒否もしくは追加説明の要求を行う場合があるという記述が追加されました。

対応内容

  • 亡くなったユーザーのアカウントに対する家族・代理人からの削除リクエストについて、本ポリシーから記述が削除されました。

    ※Metaは「追悼アカウント新しいウィンドウで開きます」ポリシーにおいて、基本的に故人のアカウントを残す方針であることを明言しています。追悼アカウント移行後に遺族が得られる管理権も、他人からのコメント削除・プライバシー設定変更等にとどめられています。

  • 制限行為能力者(独力で契約行為等を行えない状態の人)のアカウントに対する代理人からの削除リクエストについて、公的機関の証明書および医療機関発行書類の提出が要件に追加されました。

規約改定:Meta開発者ポリシー

7.1 ゲーム>Facebook Gamingポリシー

  • 7.1.b…iOSでの課金要素を禁止するポリシーが削除され、「ゲーム内支払い規約に準拠する場合に限り可」という条件に置き換わりました。
    ゲーム内支払い規約(2022/12/12版)新しいウィンドウで開きますではiOSでの課金要素を禁止する条項はありません

規約改定:広告規定 ポリシー全体の再編

ポリシーの新設・統合・移転・削除が行われました。

セクション再編・URL移動

[危険なコンテンツ][コンテンツ別の制限]の2セクションが、[制限されている商品およびサービス]セクションに統合されました。

これに伴い以下のポリシーのURLが変更されました(セクション再編と関係なくURLが変わったポリシーもあります)。2024年6月末時点ではリダイレクト等はなく、広告規定本体(英語)新しいウィンドウで開きますからリンクをたどり直すことで閲覧できます。

名称変更

以下のポリシーが新設されました。(詳細後述)

統合

以下のポリシーが統合されました。

リンク解除/削除

以下のポリシーは、他の広告ポリシーと統合されないまま、広告規定本体からのリンクを解除されました。

リンク解除に伴い消滅しているポリシーもありますが、コミュニティ規定に規制が継承された(つまり広告限定の規制がオーガニック含む全投稿に拡大された)ものもあり、必ずしも規制解除とは限らないことに注意が必要です。

規約改定:広告規定>現地の法律に違反するコンテンツ、商品またはサービス(旧:違法な製品やサービス)

移転・名称変更により、コミュニティ規定の同名ポリシー新しいウィンドウで開きますに対する広告用追加規定を記述する場所になりました。

旧ポリシーからの変更点は以下の通りです。

  • 「国別・地域別の法律で違法と報告された広告について、地域別表示制限だけでなくグローバルに削除を行う」という規定が追加されました。
    例えば全世界全年齢配信の広告の場合、どこか1ヶ国で申し立てを受けて違法判定になった場合、その1ヶ国だけでなく全世界で配信がストップします。(オーガニック投稿の場合と扱いが全く異なります)
    今後広告の削除を回避するには、配信先全地域で法的問題のない広告コンテンツにするか、地域別にコンテンツを作り分ける等の対策により、遵法性を確保する必要があります。

規約改定:広告規定>アルコール

概要

  • ポリシーの対象範囲となるアルコール関連広告の定義について以下が変更されました。
    • 「アルコールを提供する場所へ招待する広告」が追加されました。
    • 「アルコール消費の描写がある広告」が「アルコールブランド/ロゴの描写がある広告」「アルコール飲料の消費を行う広告」に分割されました。
  • 広告主の義務として、Facebookコミュニティ規定およびMeta広告規定の遵守が明記されました。

ガイドライン

  • 国別・地域別ターゲティング年齢制限リストに未記載の国・地域については「国内法を遵守すること」「ターゲティングを18歳以上にすること」を条件にアルコール製品の広告を許可する記述が追加されました。
  • ニュース・教育コンテンツ内でのアルコール描写について、ドキュメンタリー・公共広告内についても描写が許可されるようになりました。
  • ノンアルコール飲料や関連アクセサリー類については、アルコールやそれを消費する様子を描写しなければ広告が許可される旨明記されました。
  • 動画広告は動画広告ポリシー(広告規定本体内)も参照するよう記述が追加されました。

規約改定:広告規定>危機および問題性の高い出来事の商業利用

概要

  • 危機的状況の例(自然災害・医療緊急事態等)が簡略化されました。
  • Facebookコミュニティ規定の遵守義務が明記されました。

ガイドライン

  • 危機・災害関連商品の販売の宣伝をしたり、宣伝目的で無料配布したりする行為が、禁止対象に追加されました。
  • 危機・災害でパニックを煽って宣伝する行為を禁止される商品・サービスの対象が、[医療関連の商品・サービス][危機・災害の必需品]に限定されました。また、パニックとまでいかなくても恐怖を煽る広告が同様に禁止されます。

規約改定:広告規定>デート・出会い関連の広告

概要

  • Facebookコミュニティ規定の遵守義務が明記されました。

ガイドライン

  • 広告禁止対象サービスに、「その場限りの性的な出会い」に関するサービスが追加されました。
  • 広告クリエイティブ内の禁止事項について以下が変更されました。
    • 「架空の個人・集団とのつながり」について、「つながりを示唆するもの」と曖昧なものも禁止対象に追加されました。
    • 「自撮り画像」「ぼかし・モザイク処理された画像」が禁止対象から除外されました。

規約改定:広告規定>危険物・有害物質

新設ポリシーです。危険物・有害物質関連の広告について、Facebookコミュニティ規定の遵守義務、販促目的での広告の禁止について記載されています。

※従来からあった「危険な物質(Unsafe Substances)新しいウィンドウで開きます」(違法薬物・娯楽用薬物関連)とは別のポリシーです。

規約改定:広告規定>健康とウェルネス

旧[美容処置とウェルネス新しいウィンドウで開きます][個人の健康および容姿][成人向けの商品やサービス新しいウィンドウで開きます]ポリシーが合併し、それぞれの内容が継承されています。Facebookコミュニティ規定の遵守義務も明記されています。

なお、旧ポリシーのうち[美容処置とウェルネス][成人向けの商品やサービス]は、広告規定本体からのリンクは外れていますが、6月末時点では存続しています。

旧[美容処置とウェルネス][個人の健康および容姿]からの変更点は以下の通りです。

概要

  • 身体のイメージに対する否定的な自己認識を暗示させる広告の禁止が明示されました。

ガイドライン

年齢ターゲティング制限(18歳以上)つきで広告可能な商品・サービス

  • 以下が追加されました。
    • 否定的自己認識を使わずに前後を描写する、一般的な美容化粧品・美容処置・美容整形手術
    • 時間経過に伴う現実的な肌のアンチエイジングを行う商品・サービス
  • ダイエット・減量関連の商品・サービスについて、否定的自己認識を使わずに、仕様の影響や成果達成までの時間を明確に説明する、等の条件が追記されました。

年齢ターゲティング制限(18歳以上)つきで広告可能な商品・サービス

  • 「一般的な健康のための製品・サービス」が「フィットネスクラブ/サービス/機器」「歯のホワイトニング等の歯科商品」に限定・分割されました。

旧[成人向けの商品やサービス]からの変更点は以下の通りです。

ガイドライン

  • 禁止対象(性的快楽に重点を置いた商品・サービス)、年齢制限(18歳以上)つきで広告可(性器・性行為関連の健康に関する商品・サービス)について、具体例が大幅に追記されました。
  • 年齢制限対象外の商品・サービス(女性のリプロダクティブヘルス関連、性教育・家族計画教育関連、下着・水着等)に関する規定が追加されました。

規約改定:広告規定>歴史的遺物

新設ポリシーです。Facebookコミュニティ規定の遵守義務、歴史的遺物の販売に関する広告を禁止する規定が追加されました。

規約改定:広告規定>人体の一部の販売

  • Facebookコミュニティ規定の遵守義務が追加されたほか、無償提供(献血等)に関しては本ポリシーの規制対象外であることが明記されました。

規約改定:広告規定>絶滅危惧種以外の生きた動物および絶滅危惧種生物の販売

新設ポリシーです。絶滅危惧種に関する各種商業活動や、その他の生きた動物の販売を規制する規定が追加されました。

ガイドライン

以下に関する広告出稿は禁止されます。

  • 絶滅危惧種および由来商品の売買・取引・授受に関する宣伝、密猟の奨励、商品の作成
  • 使用方法の解説コンテンツの宣伝
  • 絶滅危惧種以外の生きた動物の販売(例外的に合法的な事業者・保護施設等が提供するものは広告可)

規約改定:広告規定>タバコおよび関連製品

概要

  • Facebookコミュニティ規定の遵守義務に関する記述が追加されました。

ガイドライン

  • 噛みタバコが広告禁止対象として明記されました。
  • 禁止対象[ニコチンを含まない喫煙模倣商品]の例として、ビタミン電子タバコ・ウェルネス電子タバコが追記されました。
  • イベントの広告について、イベント内でタバコ製品が提供されたり、消費が推奨されたりする場合は、禁止対象となるよう明記されました。
  • 禁煙推進運動(広告許可対象)について、禁煙を推奨する文脈においてであれば商品の描写も許可されるという注記が加わりました。

規約改定:広告規定>武器、弾薬、爆発物

  • Facebookコミュニティ規定の遵守義務に関する記述が追加されました。

規約改定:広告規定>医薬品

[危険な物質新しいウィンドウで開きます][市販薬新しいウィンドウで開きます][処方薬新しいウィンドウで開きます][CBDと関連製品新しいウィンドウで開きます]の4つのポリシーが統合され、内容が継承されました。

なお、[オンライン薬局新しいウィンドウで開きます]ポリシーの内容は本ポリシーには継承されていませんが、オンライン薬局関連については[処方薬]ポリシー内にあった記述が継承されています。

[薬物およびアルコール依存症治療新しいウィンドウで開きます]ポリシーは引き続き独立しており、本ポリシーには統合されていません。

変更点は冒頭でFacebookコミュニティ規定の遵守義務に関する記述が追加された程度で、基本的に規制内容は旧ポリシーのままです。

規約改定:広告規定>オンラインギャンブルとオンラインゲーム

旧[オンラインギャンブルとオンラインゲーム新しいウィンドウで開きます]と[ソーシャルカジノゲーム新しいウィンドウで開きます]のポリシーが統合され、新[オンラインギャンブルとオンラインゲーム新しいウィンドウで開きます]ポリシーが作られました。2024年6月末時点では新旧両ポリシーとも併存しています。

旧[オンラインギャンブルとオンラインゲーム]からの変更点は以下の通りです。

概要

  • Facebookコミュニティ規定の遵守義務に関する記述が追加されました。
  • オンラインギャンブルの許可はあくまで地域別に発行されるものであり、各地域別の法令遵守および許認可取得が必要であるという記述が追加されました。
  • 広告に書面許可が必要な商品に、「無料お試し期間が過ぎると有料になるゲーム」が追加されました。
  • 広告主は許可を取得した地域以外への広告配信が禁止されること、地域別の法令を責任をもって熟知・遵守することが義務として明記されました。
  • 完全無料のオンラインゲームについてはこれまでジャンル問わず許可不要で広告可能でしたが、「ギャンブルをシミュレートするゲームを除く」とジャンルが一部制限されました。

旧[ソーシャルカジノゲーム]からの変更点は以下の通りです。

  • セクション名で「基本プレイ無料ゲーム(Free to play Games)」が併記されるようになりました。
  • 「ソーシャルカジノゲーム」の定義に、「プレイで払い出されるコインに金銭的価値が発生しないもの」という注記が追加されました。

規約改定:広告規定>プライバシーの侵害と個人の特性(旧:個人の特性)

旧[個人の特性]ポリシーの名称が変更されました。

名称以外の変更点は以下の通りです。

冒頭部

  • Facebookコミュニティ規定[プライバシーの侵害新しいウィンドウで開きます]ポリシーの遵守義務に関する記述が追加されました。
  • 「広告でユーザーに関する個人情報を共有したり求めたりしてはならない」という記述が追加されました。

広告用の追加ガイドライン

コミュニティ規定とは別に広告向けに追加される禁止事項に、以下が追加されました。

  • ユーザー本人やその家族の個人属性情報を共有もしくは要求すること
  • ユーザー本人やその家族の、経済状況や健康状態を知っていることを匂わせる行為

なお、「ユーザー本人やその家族の投票状況や性指向・性生活に言及する行為」は単独項目としては削除されました。「個人の属性情報を匂わせる行為」が別項目として存在するので、そちらに抵触する場合は引き続き広告利用禁止です。

規約改定:広告規定>暴力や過激な描写を含むコンテンツ(旧:扇情的なコンテンツ)

ガイドライン

  • 衝撃の強い暴力や生々しいコンテンツの規制について、Facebookコミュニティ規定[暴力や過激な描写を含むコンテンツ新しいウィンドウで開きます]ポリシーをベースにした広告用追加禁止規定の形態になるよう、内容が再編されました。
  • [架空の画像]セクションが新設され、実在の人間・動物に似せた架空の人物・動物画像や、現実のモデルもいない架空の人物・動物画像について、それぞれ禁止規定が分けて記述されました。

規約改定:広告規定>Metaの知的財産とライセンスの使用

広告規定の旧[ブランドの支持新しいウィンドウで開きます][広告でのブランドの使用新しいウィンドウで開きます][著作権および商標新しいウィンドウで開きます][ユーザーインターフェイスのスクリーンショット]ポリシーの内容をまとめたポリシーがコミュニティ規定内に新設された新しいウィンドウで開きますのに伴い、該当ポリシーとブランドリソースセンターのガイドラインを参照先・遵守義務対象とする中継用ポリシーが作られました。

規約改定:広告規定>社会問題、選挙または政治に関連する広告

ガイドライン

  • 「投票を思いとどませる広告、または実施予定の選挙の正当性に異論を唱えるよう呼びかける広告」の禁止対象地域に、英国が追加されました。

規約改定:広告規定>サイバーセキュリティ

新設ポリシーです。コミュニティ規定[サイバーセキュリティ新しいウィンドウで開きます]ポリシーに対応する形で作られました。

ガイドライン

コミュニティ規定側の禁止事項に加えて、広告では以下の事項が追加で禁止されます。

  • ランディングページ訪問によって自動ダウンロードが発動するようなリンクを広告内に入れること
  • 通信妨害・傍受を行うソフトウェアや製品の広告を行うこと

規約改定:広告規定>スパム

新設ポリシーです。コミュニティ規定[スパム新しいウィンドウで開きます]ポリシーに対応する形で作られました。

概要

コミュニティ規定側の禁止事項に加えて、広告では以下の事項が追加で禁止されます。

  • 偽のリンクを共有すること
  • プラットフォームへのアクセス権やエンゲージメントの売買・取引を行うこと

規約改定:広告規定>利用者のリクエスト

新設ポリシーです。コミュニティ規定[利用者のリクエスト新しいウィンドウで開きます]ポリシーに対応する形で作られました。

ビジネス資産の削除リクエストについてはMetaがコミュニティ規定に基づいて慎重に検討を行い、状況により拒否もしくは追加説明の要求を行う場合がある旨記述されています。

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