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2024年8月のX(旧Twitter)規約改定・仕様変更発表まとめ

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2024年8月に公式発表された、X(旧Twitter)の主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。

要点

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規約改定:Xルール>Xにおけるクリエイターの収益化に関する規定

コンテンツの規定>禁止コンテンツ

  • 以下の見出しが変更になりました。本文は変更ありません。
    1. Illegal Activity (違法行為)
     ↓
    1. Deceptive & Illegal Activity (違法行為および詐欺的行為)
    ※日本語版は8月末時点で[コンテンツの規定]の再編が反映されておらず、該当するセクション見出しはまだありません

規約改定:Xルール>「おすすめ」への取り組み

  • おすすめ選定要因について、投稿に対するいいね・リポスト以外の「その他の方法でやり取り」について、「共有・返信等」と一部明確化されました。
  • おすすめ選定要因に「自分が視聴したメディア」が追記されました。
  • おすすめ選定に使用される各種シグナルには重みづけの格差はついておらず、それらを複雑に多層化することでおすすめが選定される、という記述が追加されました。
  • エンゲージメント(いいね・RP・引用・返信・視聴等)を行うほど、ポジティブなユーザー体験のためのおすすめに反映される、という記述が追加されました。

規約改定:広告ポリシー>賭博関連のコンテンツ

地域別特記事項全体の変更

  • 一部の項目に附記されていた「興味がある場合はXに問い合わせてください」という記述が一律削除されました。

新機能:返信のソート順変更

  • 返信の表示順が[もっとも関連性の高い返信][返信(新着順)][返信(いいねが多い順)]から選択できるようになりました。
    標準状態では[もっとも関連性の高い返信]が表示されます。

新機能:プレミアムプラスで広告完全非表示化

  • プレミアムプラス(上位有料プラン)の特典として、広告が完全に非表示化されるようになりました。

新機能:Grok 2(プレミアム専用)

プレミアムユーザーが利用できる生成AI「Grok」がアップグレードしました。 機能強化例としては以下の通りです。

  • 画像生成機能の高度化
  • X内の現在のトレンドとその背景に関する分析・情報提供
  • プログラム等のコードサンプルの作成

新機能:パスキー認証がAndroidに対応

  • パスキー(生体認証等)によるログインが、iOSに続いてAndroidでも使えるようになりました。
    設定メニュー[セキュリティとアカウントアクセス]→[セキュリティ]→[追加のパスワード保護]内に[パスキー]の設定項目があります。

新機能:インサイト

  • 一般公開投稿の投稿状況等を分析・グラフ化するソーシャルリスニング機能「インサイト」が発表されました。(自アカウントのアクセス解析機能である「アナリティクス」とは別)
  • 指定キーワードを含む投稿数の推移、エンゲージメント上位投稿/新着投稿の一覧等が表示できます。
  • 認証済み組織のアカウントにはベータ版の先行利用権が付与されます。

新機能:長尺動画再生画面の機能強化

iOSの長尺動画再生機能が強化されました。
長尺再生モードは全画面表示ではなく、画面を上下2分割して上に動画、下に投稿文を表示します。

  • 投稿表示エリアを下にスクロールすると、返信も表示できるようになります。
  • 動画エリアを下にドラッグすると、動画をDockに移動させてホームに戻ります。
  • 全画面再生ボタンで全画面再生(横画面自動対応)と通常表示を切り替えられます。
  • 左右端をダブルタップすると、10秒単位で移動時間を加算して一気に移動できます。
  • 設定で指定した再生速度に関わらず、画面長押しする間は速度を2倍速に上げられます。指を離すと元の設定速度に戻ります。
  • 投稿文表示エリアを下にドラッグすると、イマーシブモード(動画のみ表示)に切り替えられます。空白部分を上か下にドラッグで元に戻ります。

新機能:API利用での投稿文字数上限拡大(プレミアム限定)

  • API経由で長文投稿をする場合の文字数上限が、4000文字→25000文字に拡大されました。
    プレミアムアカウント(長文投稿資格があるアカウント)でのみ有効になります。

新機能:コミュニティ投稿検索機能の強化

コミュニティ投稿について、以下の検索機能が強化されます。

  • (アプリ/Webとも)コミュニティ内投稿検索が2タブに分かれ、エンゲージメントを考慮する[話題]タブと、純粋な時系列順の[新着]タブを使い分けられるようになります。
  • (Web限定)投稿右上の[…]メニューから、同じユーザーからのコミュニティ投稿をピックアップした検索ができるようになります。キーワードを追加することも可能です。

新機能:返信内リンクを無効化可能

  • 投稿右上[…]メニューの[返信できるユーザーを変更]で、返信内のリンクを無効化する設定が選択可能になります。

新機能:DMのリアクション初期表示枠拡大

  • メッセージ長押し/ダブルタップ/ハートマークタップで表示されるリアクション絵文字の初期表示枠が2行(13個)に拡大されました。
  • よく使う上位アイコン以外は、従来通り[…]で一覧を呼び出して使います。

新機能:APIで関連アカウントの関係取得に対応

  • API v2のGET /2/users/meエンドポイントでアカウント情報を取得する際に、対象アカウントが認証済み組織の関連アカウントに組み込まれている場合、管理アカウント(親アカウント)との関連付け情報が取得可能になりました。

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