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Chrome 135 仕様変更発表まとめ
Google Chrome 135の主要な仕様変更発表のまとめです。(ベータ版記事発表・2025年3月5日時点での情報です)
要点
- 追加・拡張:
以下の機能が追加・拡張され、表現力・利便性が向上します
・ブラウザ標準対応のCSSだけでカルーセルが作れるようになる
・音声認識がストリーミング音声の処理や処理エンジンのローカルDLに対応する
・ボタンからダイアログ・ポップオーバーの開閉がしやすくなる 等
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追加・拡張
CSS:アンカーポジショニングのスクロールオフセット対応
- CSSアンカーポジショニング
(特定要素を[アンカー]に指定して、別の要素の配置をアンカーに追従させる機能)で、スクロール発生時
のがたつき対策としてスクロールオフセットの値を記憶
しておけるようになります。
CSS:要素の不活性化
interactivity
プロパティ…
interactivity: inert;
に指定した要素を、子孫含めて不活性化する(フォーカス、編集、選択、検索等を無効化させる)ことが可能になります。
displayプロパティと違って表示への影響がなく、表示をそのままにアクセシビリティツリーだけ制御したい場合等に活用できます。
CSS:書字方向に連動するoverflowプロパティ
overflow-inline
/
overflow-block
…
overflow
系プロパティ(コンテンツが要素の指定サイズからはみ出す場合の表示制御)の一種で、縦書き/横書きの書字方向に依存して縦横を切り替える制御が可能になります。
縦書き横書きを使い分けるサイトで、overflow-x
(横方向) /
overflow-y
(縦方向)だと処理が煩雑になる場合は、活用の余地があります。
overflow-inline
プロパティ…インライン方向(書字方向と平行)の超過分表示制御を指定します。
overflow-block
プロパティ…ブロック方向(書字方向と直交)の超過分表示制御を指定します。
overflow-inline
overflow-block
横書き 横方向
(overflow-x
と同じ)縦方向
(overflow-y
と同じ)縦書き 縦方向
(overflow-y
と同じ)横方向
(overflow-x
と同じ)
CSS:符号・絶対値関連の関数
CSSで以下の関数に追加対応します。
CSS:HDR素材のダイナミックレンジ制限
dynamic-range-limit
プロパティ…HDR素材の輝度ダイナミックレンジを制限するプロパティが使えるようになります。
dynamic-range-limit: standard;
…HDR素材の輝度上限を、
white / #ffffff
(SDRの最大輝度)に制限します。dynamic-range-limit: no-limit;
…HDR素材の輝度上限を、
white / #ffffff
より大幅にアップさせます。dynamic-range-limit: constrained-high;
…中間的な設定で、HDR素材の輝度上限を、
white / #ffffff
より多少アップさせる程度に留めます。dynamic-range-limit: dynamic-range-limit-mix();
…輝度上限を計算で調整します。
dynamic-range-limit-mix()
関数を使用して、
dynamic-range-limit: dynamic-range-limit-mix(standard 40%, constrained-high 60%);
のように、standard / no-limit / constrained-high
をそれぞれ指定パーセンテージで混合させた結果を出力に使用します。
CSS:関数で任意の形状のシェイプを記載できる
shape()
関数…複数の座標と補完方法を指定して、任意の形状のシェイプをCSS関数で記載できるようになります。
CSS:擬似要素でスクロールボタン/マーカーを構成
カルーセル等スクロールコンテナ内部用のスクロールボタンやマーカーをCSSで記述するための擬似要素が増えます。
(詳細はGoogleの記事もご参照ください)
::column
擬似要素…カルーセル等の連続コンテンツの分割単位について、スクロールスナップ関連の一部プロパティ(
scroll-margin
/
scroll-snap-align
/
scroll-snap-stop
)を指定する際に使用します。
::scroll-button()
疑似要素…スクロールコンテナに対して、クリックで次/前の要素に1つ移動する[スクロールボタン]の付与を行います。
- カッコ内にはスクロール方向を論理方向もしくは物理方向の名称で指定します。
- 論理方向指定…
block-start
/block-end
/inline-start
/inline-end
(書字方向の影響を受ける) - 物理方向指定…
up
/down
/left
/right
(書字方向の影響を受けない)
- 論理方向指定…
- ボタンの中身は
{ … }
内にcontent
プロパティで指定します。
:enabled
/:disabled
を擬似クラスとして擬似要素の後ろに付加すると、有効時・無効時のスタイル指定を切り分けることも可能です。
- カッコ内にはスクロール方向を論理方向もしくは物理方向の名称で指定します。
::scroll-marker-group
/
::scroll-marker
擬似要素…クリックで指定要素にジャンプする[スクロールマーカー]の表示に関する擬似要素が追加されます。
カルーセルでよくある、下に記事枠/メインビジュアルの枚数だけ●が出て、クリックした●に応じた枠までスクロールが進んだりする部分を作るのに使います。::scroll-marker-group
擬似要素…スクロールコンテナに隣接して表示させる、スクロールマーカー用領域のスタイル指定(高さ・幅・色等)を行います。スクロールコンテナ自体に付加します。
スクロールマーカー領域の表示指定自体は、擬似要素とは別に、スクロールコンテナ本体に
scroll-marker-group
プロパティの値指定を行う必要があります。
scroll-marker-group: none;
…スクロールマーカー領域を表示しません。
scroll-marker-group: before;
…スクロールマーカー領域をスクロールコンテナ本体の直前に表示します。
scroll-marker-group: after;
…スクロールマーカー領域をスクロールコンテナ本体の直後に表示します。(カルーセルによくある、下に○を並べるスタイルの場合はこちら)
::scroll-marker
擬似要素…リンクマーカー単体のアンカー文字列(
content
プロパティ)やスタイル(サイズや色等)を一括で指定します。スクロールコンテナ内の個々のジャンプ対象要素に付加します(カルーセル枠を
li
で列挙しているのであればli::scroll-marker
のようになります)。
- 上記指定に必要な擬似要素のネストへの対応が追加されます。
CSS:進行状況関連の関数
以下の進行状況/範囲内位置取得の関数に新たに対応します。
progress()
関数…変化する値の進行状況を取得するのに使います。
progress(現在値, 初期値, 完了値)
の順に3つ引数を入れると、現在値での進捗率を数値で返します。media-progress()
関数…メディアクエリの適用範囲指定に対して現在値がどのくらいの位置にあるかを取得するのに使います。
media-progress(メディア特性名, 下限, 上限)
と引数を入れると、現在値の範囲内位置を数値で返します。container-progress()関数
…コンテナクエリの適用範囲指定に対して現在値がどのくらいの位置にあるかを取得するのに使います。
container-progress(メディア特性名, 下限, 上限)
と引数を入れると、現在値の範囲内位置を数値で返します。
CSS:セーフエリア確保関連の環境変数
以下の環境変数に新たに対応します。
(環境変数の指定はenv()
関数で行います)
safe-area-max-inset-○○
…ブラウザのセーフエリアの上限値を、画面の上下左右端に対して設定できるようになります。(○○=top, right, bottom, leftのいずれか)
safe-area-inset-○○
が動的な値をとるのに対して、
safe-area-max-inset-○○
は静的な値をとります。
Web API:ストリーミング音声を音声認識にかけられる
- Web Speech API
(音声認識/合成関連)が、Media Stream API
(ストリーミング/キャプチャー関連)の
MediaStreamTrack
インターフェイスと連携できるようになります。
従来Web Speech APIの音声認識のデフォルト入力はデバイスのマイクでしたが、本変更により、使用できる音声入力の種類が拡張されます。
活用例としては、外部からのストリーミング音声をWeb Speech APIの音声認識に流して字幕を生成・表示したりする、等が挙げられます。
Web API:スクリプトにサブリソース完全性を要求するSCP
コンテンツセキュリティポリシー関連で以下の機能に新たに対応します。
Content-Security-Policy: require-sri-for script
…コンテンツセキュリティポリシー(CSP)の設定で、スクリプトに対してサブリソース完全性
を要求できるようになります。
サーバー側がHTTPレスポンスヘッダーとして設定すると、スクリプト(JavaScriptライブラリ等)を外部CDN等から取得する場合に懸念される、外部取得スクリプトの第三者改竄等に対して、ブラウザがサブリソース完全性のチェックを行うようになります。- 使用時は、サブリソース完全性の照合に使うハッシュデータを別途生成し、
script
要素の
integrity
属性の値に設定しておく必要があります。
- チェックに失敗した場合は読み込み失敗になり、ブラウザからエラーを返します。
- 使用時は、サブリソース完全性の照合に使うハッシュデータを別途生成し、
Web API:Service Workerがsrcdocの取り扱いに対応
- インラインフレームの
srcdoc
属性/プロパティ(外部URL読み込みの代わりにHTMLを直接流し込む)を取り扱うService Workerクライアントが作成されるようになります。また、このクライアントは親のService Workerコントローラーを継承し、差異の修正ができるようになります。
半精度浮動小数点数配列に対応
Float16Array
型(16ビット/半精度浮動小数点数)の配列がJavaScriptで扱えるようになります。
他の型の数をFloat16Array
型の配列に入れた場合、半精度浮動小数点数(IEEE fp16)の精度に合うよう数値が丸め込まれます。
ブラウザキャッシュ管理の設定追加
ブラウザのキャッシュ情報管理(各ファイルのURLをキーとしてキャッシュ済みか等を記録していく)において、以下のブール値が追加されます。
is-cross-site-main-frame-navigation
…トップレベルナビゲーション(URL遷移)に関連するクロスサイト攻撃を軽減します。
悪意ある攻撃者がサブリソースの読み込みタイミングで機密情報を推測したり、サブリソースのキャッシュ状態から特定サイトへのアクセス履歴の有無を判断したりする行為への対策として活用できます。
button要素にダイアログ/ポップオーバー開閉用の属性追加
button
要素(ボタン)に、以下の属性が追加されます。
command
属性…ボタンクリックで発動する動作を指定します。
command=
"show-modal"
/
"close"
/
"request-close"
…モーダル扱いでダイアログの開閉を行います。
commandfor
属性(後述)でダイアログのIDを指定する必要があります。command=
"show-popover"
/
"hide-popover"
/
"toggle-popover"
…ポップオーバーの開閉を行います。
commandfor
属性(後述)でポップオーバーのIDを指定する必要があります。command=
"--○○"
…任意のコマンド名(冒頭ハイフン2つ)のコマンドイベントを発行する機能をボタンに持たせられます。受け取ったコマンド名に応じた具体的な処理は、自分でJavaScriptで実装する必要があります。
commandfor
属性…操作対象を指定します。属性値に、command属性の操作対象となる要素(ダイアログやポップオーバー等)のIDを入れると、そこに対するコマンドが実行されます。
支払い保留状態の管理に関する属性追加
link
要素が以下の属性値に対応します。
<link rel="facilitated-payment" href="(URL)">
…保留中の支払いがある場合、そのことを登録済みの決済クライアントに通知するためのヒントとして活用できます。
遷移元の要素情報伝達
NavigateEvent
インターフェイスのプロパティとして以下が追加されます。
sourceElement
プロパティ…ナビゲーションが発生した場合の遷移元の要素(
a
,
area
,
form
等)を返します。
Web API:音声認識の端末ローカル処理
- Web Speech API
の音声認識について、クラウド上での処理以外に、端末内での処理が選択できるようになります。
ユーザー側で端末内のローカル処理を選択した場合、必要なリソースが端末内にインストールされます。
インストール後は、音声入力をクラウド上の音声処理サーバーに送信する必要がなくなり、端末内で音声認識処理が完結するようになります。
SVG:リンクのセキュリティ強化
SVGAElement
インターフェイス(SVG API
経由でSVGのリンクを制御)で、
rel
プロパティ・
relList
プロパティが使えるようになります。一般のHTMLの
a
要素と同様のセキュリティ設定が、SVGのリンクでも実装可能になります。
Web API:ビデオ通話時に取得できるタイムスタンプの種類追加
- WebRTC API
の
RTCPeerConnection
インターフェイス(Webビデオ通話で、ローカル~リモート間の接続/管理/切断等を行う)で、以下のタイムスタンプが取得できるようになります。
- フレームが最初にキャプチャされたときのタイムスタンプ
- フレームが受信されたときのタイムスタンプ
ページ移動等でも中断しない取得リクエスト
fetchLater()
…
fetch()
メソッドの遅延処理対応版のようなもので、ページが閉じられたり別のページに移動したりしても、ブラウザ側で取得保留状態をキープし、あとから取得を再開する処理が可能になります。
従来はpagehide
・
visibilitychange
・
keepalive
等のイベント/プロパティを併用した複雑な処理が必要でしたが、これらが簡素化されます。
オリジントライアル(先行試験実装)
サイト管理者がオリジントライアル登録することで、以下の機能が先行利用可能になります。
興味を持った人に追加情報を表示する機能
interesttarget
属性…
button
要素と
a
要素に追加される新属性です。ユーザーが該当要素に関心を示す行動(マウスオーバー、キーボードの指定ホットキー押下、タッチで長押し等)を取ったときに、それを条件としてポップオーバー表示等のアクションを発動させることが可能になります。
署名ベースの完全性チェック機能
- Ed25519形式の鍵ペアが、コンテンツセキュリティポリシー
によるURLベースの完全性チェックと、サブリソース完全性
によるコンテンツベースの完全性チェックで利用可能になります。
※オリジントライアルは、サイト管理者がオリジントライアル管理画面から対象オリジン(ドメイン)を登録し、発行されたトークンをHTMLにmetaタグとして設置した場合のみ、期間限定で有効になります。(詳細はGoogleの解説
を参照)
仕様変更
CSS:既読リンク用CSSの適用条件制限
- セキュリティ対策(サイドチャネル攻撃対策)のため、
:visited
擬似クラス(既読リンク向けのスタイル指定)の適用される条件が以下に制限されます。
- ページ間リンク…最上位のサイト/フレームのオリジン(ドメイン)からクリックされた場合、
:visited
が有効 - セルフリンク…上記に加え、子フレームが最上位の親フレームと同じオリジンである場合は、最上位フレームからでなくても
:visited
が有効
:visited
擬似クラスの指定が無効になります。 - ページ間リンク…最上位のサイト/フレームのオリジン(ドメイン)からクリックされた場合、
Blob URLへのストレージパーティショニング適用
ストレージパーティショニング(プライバシー保護目的で行われる、端末内データ保存領域のサイト/ドメイン別分割)の仕様変更です。
- Blob URL(ブラウザがデータ保存・参照用に
createObjectURL()
メソッドで生成する一時的なURL)が、新たにストレージパーティショニングの対象になります。これによりセキュリティ的にはFirefoxやSafariと同様の実装となります。
- クロスサイトアクセス追跡情報をBlob URLに保存・参照する場合、埋め込み元ドメイン名(トップレベル/フレームオリジンおよび
has-cross-site-ancestor
のブール値)をストレージキーに指定しないと、クロスサイト追跡が遮断されます。 - レンダリング処理によりBlob URLへの別ドメイン遷移(トップレベルナビゲーション)が発生する場合、強制的に
noopener
(遷移先から遷移元へのアクセス権を遮断する)扱いになります。
PartitionedBlobURLUsage
ポリシーを設定すると、同ポリシーが有効な間は元の仕様に戻せます。 - クロスサイトアクセス追跡情報をBlob URLに保存・参照する場合、埋め込み元ドメイン名(トップレベル/フレームオリジンおよび
クリックイベントの発行先条件変更
pointerup
イベント(マウスボタン押下や画面タッチの解除)発行中にポインターキャプチャー(途中でポインターがボタン等から外れてもボタン等がイベント受信を継続する)が発生した場合、
click
イベントの発行先(⇒押した場所と離した場所が違う状況で、どこがクリックされた扱いになるか)が変更になります。
- 変更前:
pointerdown
イベント(マウスボタン押下や画面タッチの発生)と
pointerup
イベントの発行先の共通祖先のうち一番階層が近いもの - キャプチャーされたターゲット(移動前に押していたボタン等)
- 変更前:
HSTSでサブリソースのHTTPS変換を抑止
- HTTP Strict Transport Security(HSTS
…HTTPSでの接続のみ許可し、HTTP接続はHTTPS接続に自動変換する設定)について、
Strict-Transport-Security
レスポンスヘッダーでのキャッシュ設定情報が、トップレベルナビゲーション(アドレスバーに直接URLが表示されるHTML本体)のHTTP→HTTPS変換のみ有効になり、サブリソースとして副次的に呼び出されるコンテンツのHTTP→HTTPS変換が遮断されるようになります。
NotRestoredReasonsの文言変更
- Performance API
(動作パフォーマンス測定)の
notRestoredReasons
プロパティ(バックフォワードキャッシュの仕様がブロックされた場合に理由等をレポートとして返す)の文言が変更になります。
Client.urlプロパティの仕様変更
- Service Worker API
で、
Client.url
プロパティ(Service WorkerクライアントのURLを返す)の仕様が変更されます。
history.pushState()
メソッド等のブラウザURL履歴APIによってURL情報が変更になっても、
Client.url
プロパティではURL変更の結果を無視するようになります。
処理進捗管理用プロパティの型変更
ProgressEvent.loaded
/
ProgressEvent.total
プロパティ(プロセス処理やデータ転送の進捗を返す)について、返す数値の型が64ビット符号なし整数(unsigned long long)から64ビット(倍精度)浮動小数点数(double)へと変更されます。これにより、小数を使った進捗処理等が可能になります。
廃止・削除
Intl Locale Info APIのゲッターを非推奨化
Intl.Locale
オブジェクト(数値表記規則等のロケール情報)のうち、週のデータ(週の開始日・終了日等)、時間表記(12時間/24時間)、書字方向等を拡張する「Intl Locale Info API
」がChrome 99で実装されました。が、提案内容の更新に伴い一部ゲッターが関数に変更されたため、Chromeでも該当ゲッターのサポートを停止します。
VR/ARの端末対応を確認するAPIの旧称を削除
- WebXR API
のうち、
navigator.xr.isSessionSupported
メソッド(引数にセッションモード名を入れると、端末が対応しているかどうかをtrue/falseで返す)の旧名(非推奨化済み)である
navigator.xr.supportsSession
メソッドが削除されます。
Chromeでは現状既に旧名称→現名称へのリダイレクトが行われています。
Navigation APIの一部プロパティ旧称を削除
-
Navigation API
(主にシングルページアプリ/SPA向けにナビゲーションの生成・傍受・管理を行う)で、
NavigateEvent.canIntercept
プロパティの旧称である
canTransition
プロパティ(canInterceptへのエイリアスとして残存していた)が削除されます。canTransition
プロパティの記述がコード内に残存している場合は、canIntercept
プロパティへの置き換えを行う必要があります。
WebGPUのステージ間シェーダー関連制限項目が一部削除
-
WebGPU
(GPUを使った演算処理等)の 制限項目
のうち、
maxInterStageShaderComponents
(ステージ間シェーダーのコンポーネントの上限)への対応が削除されます。
代替処理としてはmaxInterStageShaderVariables
(ステージ間シェーダーの変数の上限)を使った上限設定が可能です。
※参照:Chrome 135 beta - Chrome for Developers (2025/03/05)
https://developer.chrome.com/blog/chrome-135-beta
Roadmap - Chrome Platform Status
https://chromestatus.com/roadmap
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