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2025年4月のLINE仕様変更発表まとめ
2025年4月に公式発表された、LINEの主要な仕様変更のまとめです。
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※掲載内容はいずれも発表時点の情報に基づいています。最新の公式情報が必要な場合は、別途参照先等にてご確認ください。
要点
- 仕様変更:
以下の仕様が変更されます
影響する機能・施策・コンテンツがある場合は今後見直しが必要になります
・Messaging APIのマルチキャスト送信リクエスト数レート上限が下がる
・LINEミニアプリのブラウザ利用が全ユーザー向けに解禁される 等
- 新機能:
以下の機能が追加・拡張され、より便利な運用が可能になります
・Messaging APIがMCPに対応する(試験公開中)
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仕様変更:Messaging APIのマルチキャストレート制限変更
- Messaging APIの「マルチキャストメッセージを送る
」エンドポイントのリクエスト数レート制限が、毎秒2000回→200回に変更(削減)されました。
- LINEでは、1人を対象とする個別メッセージの送信にはプッシュメッセージの利用を推奨しています。プッシュメッセージは従来通り毎秒2000回までリクエストを出すことが可能です。
※参照:2025年4月23日にMessaging APIの「マルチキャストメッセージを送る」エンドポイントのレート制限を変更しました - LINE Developers (2025/04/23)
https://developers.line.biz/ja/news/2025/04/23/messaging-api-rate-limit/
仕様変更:LINEミニアプリのブラウザ利用が全ユーザー向けに解禁
- ブラウザでLINEミニアプリを利用する機能については、従来日本・タイ・台湾以外のLINE未使用ユーザー向けでしたが、2025年10月から全ユーザーが同機能を利用可能になります。
※参照: - LINE Developers (2025/04/02)
https://developers.line.biz/ja/news/2025/04/02/mini-app-browser/
新機能:Messaging APIがMCPに対応(試験公開中)
- LINE Messaging API用のMCP※サーバー「LINE Bot MCP Server
」が試験公開されました。
対応するAIエージェントにプロトコルで指示を出して、LINEのメッセージ操作を扱えるようになります。
※Model Context Protocol (MCP)…AIモデル(大規模言語モデル)が外部データベース等と連携する方法を標準化するためのプロトコル/オープンソースフレームワークです。米国のAI企業Anthropic, PBC
が標準化を進めています。
※参照:Messaging APIのMCPサーバー「LINE Bot MCP Server」をGitHubで公開しました - LINE Developers (2025/04/14)
https://developers.line.biz/ja/news/2025/04/14/line-bot-mcp-server/
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