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2020年7月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ
2020年7月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。
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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。
規約改定:コミュニティ規定
4. 規制対象商品
ダイエット/減量用商品について、驚異的な効果を謳う行為の禁止や、その他の投稿の閲覧年齢制限(18歳未満不可)の条件が拡大されました。これまでは有償取引(売買)に関する投稿が対象となっていましたが、無償提供や使用のみの内容についても同様の規制が課せられるようになりました。
※参照:4. Regulated Goods / 規制対象商品
https://www.facebook.com/communitystandards/regulated_goods
6. 自殺と自傷行為
自殺・自傷行為を誘発するコンテンツの削除について、フィクションでも専門家が判断すれば削除対象となるという記述が追加されました。
※参照:6. Suicide and Self-Injury / 自殺と自傷行為
https://www.facebook.com/communitystandards/suicide_self_injury_violence
9. いじめと嫌がらせ
ヘイトスピーチに関連した投稿について「Facebookでは、こうしたトピックに関連したユーモアや社会的な論評の投稿を認めています」という記述が削除されました。(グレーゾーンが減りました)
悪意をもって他者を標的とした行動を行う行為の禁止について、以下が禁止対象に追加されました。
- いじめ・嫌がらせに参加することを呼びかけたり宣言したりすること
- 性的行為に参加する意思を表明したり、他者に参加を呼び掛けたりすること
以下の迷惑行為の禁止について、伝染病/流行性疾患への罹患を望む表現を行うことが禁止対象に追加されました。
- 個人攻撃ページ/グループの作成によって該当表現を行うこと
- 個人に該当するメッセージを送信すること
- 一般の個人や未成年著名人を標的として該当表現を行うこと(手段問わず、公開範囲問わず)
- 成年著名人を標的として、該当表現を意図的に公開して行うこと(手段問わず)
※参照:9. Bullying and Harassment / いじめと嫌がらせ
https://www.facebook.com/communitystandards/hate_speech
12. ヘイトスピーチ
禁止対象の記述の一部に「文字表現・視覚表現を問わず」という注記が追加されました。
※参照:12. Hate Speech / ヘイトスピーチ
https://www.facebook.com/communitystandards/hate_speech
規約改定:ページ、グループ、イベントに関するポリシー
7.3 求人ポリシー>差別
「応募者を違法に差別してはなりません」という文から「違法に(unlawfully)」が削除され、合法/違法を問わず求人投稿時の差別は禁止となりました。
※参照:7.3 求人ポリシー>差別 - Facebookページ、グループ、イベントに関するポリシー
https://www.facebook.com/policies/pages_groups_events/jobs_on_pages/discrimination
新機能:Facebook Watchがミュージックビデオ配信に対応
Facebook Watchにミュージックビデオのカテゴリータブが新設されます。(Facebookが各レコード会社と提携することで、海賊版でない正規のコンテンツが配信される)
7/31に米国でサービス開始したのち、8月には全世界にサービスを拡大する予定です。
※参照:Now Playing: Music Videos on Facebook - About Facebook (2020/07/31)
https://about.fb.com/news/2020/07/music-videos-on-facebook/
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