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2022年7月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2022年7月のTwitter規約改定・仕様変更発表まとめ

2022年7月に公式発表された、Twitterの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:Twitter広告ポリシー

ブランドセーフティに関するポリシー

Amplifyプレロールプログラムの収益受け取り対象外となるコンテンツについて、一部の記述が追加・詳細化されました。

  • 成人向け性的コンテンツ…性行為・性器・性玩具・体液の描写、性行為を連想させるもの、性風俗関連、出会い系サイト、ヌード(部分的なもの含む)、ポルノサイト/サービス、性的な衣服・アクセサリー、精力増強関連etc.
  • 著作権と商標…著作物の不正配布、著作権保護技術の回避、アフィリエイトについて誤解を招くもの、偽造品販売やデジタルグッズへの不正アクセスetc.
  • ヘイト・過激派コンテンツ…保護特性の個人に対する品位毀損・脅迫・威圧を意図する発言、ヘイト・犯罪・テロコンテンツに対する促進・賛美、テロを促進する個人/組織との提携etc.
  • 冒涜的・攻撃的発言…他者の侮辱を意図した中傷・冒涜的発言(伏せ字あり)etc.
  • 法規制対象品…麻薬・麻薬用器具、タバコおよび関連製品、アルコール、賭博、武器・弾薬、絶滅危惧種由来製品etc.
  • センシティブコンテンツ…自然災害、死亡、政治的暴動、テロ・大規模死傷事件、武器・弾薬、自傷行為・摂食障害に関する促進・賛美etc.

金融商品・サービス

暗号通貨関連商品・サービスの広告が可能な地域に、オーストリア、ブルガリア、クロアチア、イタリア、ナイジェリア、ポーランド、ルーマニア、南アフリカ、スペイン、スイス、アラブ首長国連邦が追加されました。

いずれの地域も事前にTwitterの許可を得る必要があり、国別特記事項にその旨が共通で追加されています。

賭博関連のコンテンツ

地域別の特記事項について以下が変更されました。日本国内向け広告に影響する変更点はありません。

カナダ

  • 従来公営のオンライン運営に限り許可されていたカジノおよびスポーツベッティングについて、規制緩和が行われました。
    • カジノ・スポーツベッティングに加えて、ポーカー・ビンゴ・競馬が許可対象に加わりました。
    • 公営以外のギャンブルについても「制限付き許可」に緩和されました。
    • オフライン(実店舗)もオフラインと同条件(制限付き許可)に緩和されました。
  • 宝くじ・スイープステークスが制限付きで許可されました。
  • ファンタジースポーツが「許可」から「制限付き許可」に規制許可されました。
  • そのほか、賞金の出る無料ゲームに関する言及もありますが、詳細は明言されていません。
  • いずれもTwitterによる事前許可が必要であり、希望者はTwitterに問い合わせる必要があります。

ドイツ

  • 国・州による公営宝くじの広告が許可対象に加わりました。注意点は以下の通りです。
    • 政府もしくは政府委託の宝くじ運営機関が直接広告を出すこと
    • 州の宝くじは該当州でのみ広告許可
    • ターゲティングを適切に行うこと

ヘルスケア

地域別の特記事項について以下が変更されました。日本国内向け広告に影響する変更点はありません。

英国

以下の規定が追加されました。

  • 一般医薬品の広告について、英国をターゲティングに含める場合は、英国大衆薬工業協会(PAGB)の規定に準拠する必要があります。
  • 製薬会社が臨床試験の広告で英国をターゲティングに含める場合は、事前にTwitterに問い合わせて許可を得る必要があります。(米国の場合と同様になります)

トレンドテイクオーバーに関するガイドライン

地域別の特記事項について以下が変更されました。日本国内向け広告に影響する変更点はありません。

米国

スポーツベッティング関連について、トレンドテイクオーバー&トレンドテイクオーバープラスの利用が許可されました。

利用時には以下の条件に従う必要があります。

  • 広告内やランディングページにベッティング機能を入れない
  • 未成年を描写しない
  • 当たりに関する不公正な表現や誤解を招く表現を行わない
  • スポーツベッティングは禁止されている州では合法ではないことを明示

新機能:スペース録音アーカイブの無期限保存

スペースの録音アーカイブをAndorid・iOSで無期限に保存できるようになりました。(従来は30日間)

新機能:スペース録音アーカイブの管理

設定メニュー[プライバシーと安全]→[スペース]→[スペースの録音履歴を管理]で、過去の録音アーカイブの共有・再生・削除が可能になりました。

新機能(テスト中):スペースをあとからでもアーカイブできる機能

スペース開始時の録音設定を忘れた場合向けに、スペースが終了したときに録音アーカイブを保存する機能がiOSでテストされています。

新機能:スペースへの返信機能強化

スペースに対する返信形式のツイートが簡単に作成・閲覧できるようになりました。

スペース再生中に右下のコメントアイコンをタップすると、スペースに対する返信一覧が表示され、下の返信欄から直接返信を出せるようになります。

また、スペースに対する返信の場合、相手のユーザー名のほかにスペースタイトルがメンションとして追加されます。

仕様変更:スペース情報の詳細表示(iOS)

タイムライン画面上のスペース一覧にタイトル等を横長に表示する機能が、Androidに続いてiOSでも実装されました。

新機能:「この会話から退出」機能

迷惑返信等を回避する「この会話から退出」(Unmentioning)機能が全ユーザーに実装されました。

操作を行った返信に対して、以下の制限が加えられます。

  • 自分のユーザー名のリンクが機能しなくなります。
  • 他ユーザーが該当スレッドにおいて自分にメンションできなくなります。
  • 該当スレッドからの通知がミュートされます。

新機能(テスト):スペース開始用の返信機能

Android版において、返信作成画面からスペース開始(招待)用の投稿を送れる機能のテストが開始されました。

自分と相手が相互フォロワーの場合のみ使用可能です。

新機能:スペースの音声クリップ&共有

スペースで配信中の音声を30秒間クリップし、ツイートで共有できるようになりました。

iOS・Android版で全ユーザーに先行実装され、追ってWeb版でも実装される予定です。

仕様変更:サイドバーメニュー再編(テスト)

サイドバーメニューの項目再編が一部iOSユーザーでテスト中です。

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