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2022年11月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

記事タイトル画像:2022年11月のFacebook規約改定・仕様変更発表まとめ

2022年11月に公式発表された、Facebookの主要な規約改定・仕様変更等のまとめです。

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※規約改定については原則として原文(英語版)の変更点を対象としています。このため、日本語版未反映の内容を扱うことがあります。

要点

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規約改定:コミュニティ規定

全体的に、前月「グループ」→「コミュニティ」に置き換えられた部分が、再度「グループ」に戻されました。

暴力と扇動

投稿禁止事項である、宗教・教育・投票関連施設への武器持ち込みや意思表示・用語・呼びかけ・願望について、対象が拡張されました。

  • 暴力・危険・その他の異常の兆候が見られる場所も禁止対象に追加されました。
  • 「武器を持ち込む行為」に関する投稿以外に、「武器を受け入れる行為」「場所へ強行突入する行為」に関する投稿も禁止対象に追加されました。

ヘイトスピーチ

レベル1(最高位)投稿禁止事項のうち、人間に対して人間性を否定するような比喩を用いる行為の説明について、種類別に具体例を挙げる形に内容が再編されました。禁止対象としては改定前と同様です。

暴力や過激な描写を含むコンテンツ

投稿禁止対象(要背景情報)について、「暴力的な死が(映像描写がなくても)音声によって示されている動画」が追加されました。

性的行為の勧誘

「基準2: 挑発的な要素」について、項目が再編され、かつ判定条件である「以下の要素のうち1つ」が「~1つ以上」に修正されました。(2つ以上引っかかる場合も当然対象)

規約改定:広告規定

大麻および関連製品

「コンテンツ特有の制限事項」カテゴリー内に、大麻製品の広告に関するセクションが追加されました。

仕様変更:若年ユーザーのプライバシー設定強化

Facebookで11/21以降、16歳未満(地域によっては18歳未満)のユーザーがアカウントを新規作成した場合、以下の設定については非公開寄りに制限した値がデフォルトとして適用されます。

  • 自分の友達リストを見られる人の範囲
  • 自分がフォローしている人・ページ・リストを見られる人の範囲
  • プロフィールで自分をタグ付けしている投稿を見られる人の範囲
  • 自分をタグ付けした投稿が公開される前に自分の承認を要するか
  • 自分の公開投稿にコメントできる人の範囲

また、既に登録済みの16歳未満ユーザー(地域によっては18歳未満)には設定変更を促す通知が表示されます。

新機能:クリエイター収益化機能の強化

「Facebookスター」等のクリエイター向け投げ銭機能が強化されます。

  • スターパーティー…コミュニティ内でクリエイターにご祝儀としてみんなでスターを送るもので、目標値を達成すると成功です。
  • 特定のコンテンツ向けに、新しいバーチャルギフトの試験実装を実施中です。
  • クリエイターがスター提供者と関係を持つ際のツールが強化されます。(コメント管理ツール等)
  • 動画以外に、写真(静止画)やテキスト投稿にもスターを投げ銭できるようになります。

そのほか、Facebookの個人プロフィールについて、クリエイター向けに機能を強化した「プロフェッショナルモード」が搭載されます。個人アカウントの形態を維持したまま、スターや広告等による収益化の資格を得ることができます。

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